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 The Japan Traditional Cultures Association
一般財団法人
文化教育学術振興財団




●日本舞踊


「舞踊」とは、明治のはじめに劇作家の坪内逍遥と福地桜痴が考案した翻訳造語の一つで、本来は英語の dance の和訳にあたる。 造語の種類としては「田畑」や「恋愛」と同じ複合語にあたり、日本語の「舞」(まひ)と「踊」(をどり)の二字を結合したもの。逍遥が自著『新楽劇論』(明治37年)でこの語を多用したことから読者を通じて一般に広まった。 やがて日本伝統の「舞踊」をダンスの翻訳語である「舞踊」と区別する必要性から、「日本の舞踊」という表現が用いられるようになり、これが定着して今日に至る。 戸部銀作は日本舞踊について「日本舞踊には、大ざっぱにいっても、心、性根、表現、形、動き、間、位置、流れの八つの目的がある。だが、いくつ目的があり要素があっても、究極は演者の『心』を演じるものである」と述べている。反面、日本舞踊は演じられる役柄に応じて、動作の細部まで様式的な型が定められている。



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